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バーレイ 英国食器【Burleigh】 | 匠の技を伝える専門ショップ OTO

Burleigh〜バーレイ

英国唯一の手作り陶器をご存じでしょうか。
どこか懐かしい陶器ならではの艶っぽい白の質感。のどかな野生の花柄や、活き活きとした鳥の絵柄。素朴の中に、どこか幸福感漂う手作りの洋食器が、約160年の歴史を経ても色あせる事なく受継がれています。




バーレイストーリーをひもとく〜

Burgess&Leigh社(略してBurleigh-バーレイ社)の故郷は、大自然に恵まれた豊かな土と、陶器に適した気候のストーク・オン・トレント。

1851年にWilliam Leighによって設立以来、伝統技法は手間暇かかる銅版転写で熟練した職人技と素晴らしいデザインを継承してきました。がしかし、陶器需要が減るにつれ衰退。とうとう 1999年には閉鎖に追い込まれてしまいました。もはや倒産という事態のバーレイ社。工場取り壊しの日取りも決まり大ピンチ。

しかし奇跡が‥。それは現在のオーナー Dorling夫妻が守り続けたい純粋な想いで、諦めず行動を起こしました。イギリス女王に手紙を出したり、お金を集めたり。職人さんも、バーレイファンも必死。そして取り壊し当日。すべては撤回。これは、当時の新聞にも大きく報道され、今でも話題となっている。いいモノを失ってはいけない。次の時代に伝えなければ・・。ファンタジー溢れる、バーレイ。未だアナログ作業で手間をかけ、大量生産をせず、とことんこだわり丹念に陶器を作り続けている。成形、銅版転写による柄つけ・焼きまでの全ての工程一つひとつ手作り。手作りのあたたかさが魅力となり、深い味わいとなる。手に馴染む洗礼されたエレガントなデザイン。

 


MADE IN ENGLANDにこだわるバーレイ社製品は、原料の土からすべて英国産。
粘土を型に入れてプレスし形を作る作業、型から出した粘土をスポンジで磨いてなめらかにする作業、すべて熟練した職人の手で行われています。
また、型も手作りの石膏でできており、型は一日に2回しか使用できず、70回ほど使うと新しく作り変えられます。

まず、素焼きした陶器の表面をブラシで磨いてなめらかにした後、転写の工程に入ります。
銅版転写とは、何種類ものニードルを使って銅板に手彫りで柄を刻んでいき、
出来上がったものにインクを塗って半紙のような柔らかいロール紙を銅板に貼付けて印刷する技法です。
ひとつの柄の銅板を完成させるのに、約6週間かかります。


ひとつひとつ職人の手によって丁寧に柄が貼付けられていきます。
プリントのずれなどが生じるのはこのためです。平面にプリントされた紙を立体の陶器に貼付けるには熟練の技術を要し、
マグ1個のプリント紙の貼付けに約30分かかります。

その後、専用の洗浄機で洗うとロール紙が溶けて柄だけが残ります。
そこで2度目の焼き作業をします。焼いて柄が付いた陶器にガラス質の釉薬を塗って乾燥させ、3度目の焼き作業をします。
焼き上がった後、重ねて焼くための支えによって付いてしまった跡を一枚一枚目立たないように削っていきます。

このあと複数人によって検品後、パッキングされて出荷されます。
このように、バーレイ製品はたくさんの人の手作業を経て、皆様の元へお届けされていきます。

希少価値あるバーレイ食器で、きっと毎日の会話も一段と弾むのではないでしょうか。


幻のバーレイ・Willow柄のご紹介

柳のを描いたオリエンタルなパターンのブラックウィロー

英国人の東洋への憧れを感じさせるブラックウィローには、出逢ってはいけない2人の 儚い悲恋のLONEロマンスがデザインされています。まるで、ロミオとジュリエットのようなストーリー。

まずその前に、Willowについては、ご存じでしょうか。Willowとは柳のことで、18世紀後半〜19世紀初期のイギリスの皿にはウィローパターンが良く取り入れられていました。当時の銅版転写技術によってヨーロッパで大流行し、ロンドンのヴィクトリア&アルパート博物館のブリティッシュ・ギャラリーにも中国・インド風の影響を強く受けた柄として柳模様が10種類近く展示されています。

この柄には、シノワズリーへの憧れが込められており、中国の悲恋物語を1枚の絵皿の中に表してデザインされています。柳の他に、楼閣、フェンス、小橋と橋を渡る3人の人物、舟、島、東屋、そして天を舞う二羽の鳥などが描かれるのが特徴で、これらのアイティムを時計まわりに辿っていくことで、描かれている悲恋物語を追う事が出来ます。

Willow柄は、一般に白地にブルーで描かれることが多く(ブルーウィロ―)クラシカルな雰囲気です。一方白地に黒で描かれたブラック・ウィローは、モダンな印象を与えます。

ウィロ―パターン伝説】・・・東洋を舞台に、イギリスで作られたとされています。

昔、裕福な高官が楼閣に住んでいました。彼にはクーン・セ(Koong-Se)という美しい娘がいいました。クーン・セは父の秘書を務めるチャン(Chan)と恋に落ちます。高官は、2人の愛を認めず、反対していました。彼は、チャンを解雇し、恋人達を引き離すために、屋敷のまわりに高いフェンスをめぐらせました。クーン・セが許されたのはフェンスで遮られた水辺までの庭の中を歩くことだけ。高官は、娘を有力な公爵タ・ジンと結婚させようと企てました。準備は進み、タ・ジンは花嫁を獲得するため、宝石をプレゼントして携えて、舟でクーン・セの屋敷にやってきました。一方、チャンは思いをあきらめることはありませんでした。恋人たちは、手に手を取って逃げ出し、警報が鳴りました。2人は走ります。クーン・セが、最初に橋を渡り、続いては宝石箱を持ったチャン。その後ろをムチを手にした父親が追いかけます。2人は、ついに無事、離れ小島に逃げおおせることができました。そして、幸せに暮らしました。しかし、ある日、タ・ジンは彼らの元へ兵士を送りました。兵士は、クーン・セとチャンを捕え、死に至らしめました。天界の神は2人に愛に心を動かし、クーン・セとチャンを鳥の姿に変えました。そして2人は、生まれ変わり いつまでも仲よく、暮らしましたとさ。メデタシ・メデタシ

この時代背景には、17c初頭、国際貿易都市として莫大な富を得ていた朝とヨーロッパを結ぶ輸出が盛んに行われており、大胆でユニーク、エキゾチックな図柄、それに水墨画のような墨色からイギリス人が ウィローにインスパイアされポピュラーで大切なモチーフにされたのかも・・。また、ヨーロッパの創造神話の中で、重要な役割を果たすキーワードは、鳥。天地は、水鳥の卵が破裂して出来、人が生まれる時、魂を運んでくるのは鳥であり、死の瞬間に魂を運び去るのも鳥だと信じられていました。枕元に鳥の木像を置き、お守りにしたり、暗く寒い冬が終わると小鳥の飛来を温かく迎えます。春の訪れの象徴と、繁殖の為に渡ってくる鳥。ちなみに、フィンランド語で「鳥の巣」の単語は「安全な場所」の意味である。クーン・セとチャン 末永くお幸せに。

               

これで貴方もWillow通。最後までご覧頂きありがとう御座います。


匠 

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